妊娠中の赤ちゃん返りと登園拒否
ママのお腹に赤ちゃんがいるよ。
妊娠が分かり心拍が確認できた頃、こどもたちに言いました。
どんな反応をするのだろう。もし、いやがったらどうすれば良いかな…
内心ドキドキしながら伝えました。
長女は気の強い妹にいつも泣かされていたし、次女も お姉ちゃんになりたい!と言っていた頃からは随分と時間がたっていました。
えっ?と一瞬の静けさの後、長女は興奮しながら、やったぁ!!赤ちゃん~!と飛びはねました。
次女は、え?え?赤ちゃん?それってわたしの妹と弟??と早口で何度も確認し、初めてサンタさんからプレゼントをもらったときと同じように、目には涙がたまっていました。
嬉しいの?と聞くと、うんっ!!!と言いながら私に抱きついてきました。
不安とは裏腹に、想像以上に喜ぶ二人の姿に感動して、こんな素敵な瞬間になるならビデオを回しておけば良かったと思いました。
家族みんなに祝福され三女はお腹の中ですくすく成長していきました。
そんな中、徐々に次女の様子が変わっていきました。
ごはんは自分では食べないし、着替えも一人ではできない。トイレにいくのも付き添って、おわるまで手を握ってほしいと言うようになりました。
そして毎日毎日、あした保育園? と確認し、そうだよと答えると、いやだいやだ!と泣くのです。
毎朝この世の終わりかのように大号泣しながら私にしがみつき、いつもなんとか先生が引き離して登園していました。
次女の泣き叫ぶ声を背に、後ろ髪を引かれながら仕事に行っていました。
先生いわく、大泣きするのは私と離れるときだけでその後はお友達と楽しそうに遊べていたそうです。
そんな赤ちゃん返りの末に生まれた三女ちゃん。
次女は今もときどき行きたくないと泣いていますが、念願の自分の妹を可愛くおもう気持ちと、赤ちゃんにみんなを取られたような、嫉妬の気持ちの狭間で葛藤しているようです。
長女はというと、可愛すぎる~!!とメロメロですが、彼女もまた、しっかりしなきゃという気持ちとまだまだ甘えたい気持ちで揺れています。
二人とも、ママが一番好きなのは誰なのか気にしているようで
長女はまるで独り言のように、あ~三人の中で私がかわいいの一番さいごかぁ
と、ちらちらと私を見ながらつぶやくことがあります。
次女はというと、ママ!次女ちゃんが一番かわいいだろ!?と、ど直球に聞いてくるので、ふたりの対照的な反応が個性を表していておもしろいです。
そんなとき、きっとあなたが一番だよと言ってほしいのだと思うのですが、性格上それを言うと他の子に罪悪感がでてきてしまうので…
長女には、ママは長女ちゃんの優しくていつも思いやりにあふれてるところが一番大好き!と伝えています。
次女には次女ちゃんの元気でいつも楽しいことをしてみんなを笑顔にしてくれるところが一番大好き!
と、ナンバーワンではなくオンリーワンだよ!と伝えています(笑)
伝わってると良いなぁ。
三女が寝ているときなどは、なるべく一人ずつぎゅっと抱きしめて大好きだよと言葉にして伝えるようにしていますが、またパパに三女をみてもらって一人ずつママと二人で出かける時間をとりたいなと思っています。
これは妊娠中も時々していたのですが、ママと二人きりというのがポイントで、近場のゲームセンターや、アイスクリーム屋さんにいくだけで気持ちが満たされめちゃくちゃ喜んでくれるのでおすすめです!
特に長女はふだん妹に占領されているママの隣を独占でき、ぴったりとくっついてニコニコしている姿はとても可愛いです(^ ^)
たくさん葛藤しながらお姉ちゃんになっていくんだなぁと、三女の妊娠をきっかけに上の子たちの成長を感じています。
大変な時もありますが、今限定かもしれない母のモテモテ期間を楽しんでいけたら良いなと思います。