看護師の三姉妹育児

三姉妹を育てる看護師です。小学生になった姉妹とイヤイヤ期目前の末っ子とのリアルな日常を綴っていくブログです。

離乳食を食べない娘に私がしたこと

離乳食を食べてくれないと、ものすごく悲しいですよね。
うちの娘は離乳食全く食べてくれませんでした。

友達の子は「もっとくれ!」と言わんばかりにもりもり食べるのに、、

調理法が悪いのかと、食材を変え、味を変え、形を変え、色々やりました。

食物アレルギーで卵と牛乳を除去していたので、ただでさえ栄養が偏っているのに食べないと栄養不足になる!と本当に必死でした。

楽しい雰囲気にしてみたり、自ら大げさに美味しそうに食べてみたり、良いとされることは色々やってみました。

ですが食べさせようとする私の手を泣きながらふり払い、食器をひっくり返して拒否されるのです。

必死になって頑張れば頑張るほど、食べてくれなかった時の悲しさ、虚しさは大きく、いつしか食事の時間が娘と私にとって地獄のような時間に変わっていきました。

ある日、娘が食事の椅子に座るだけで泣いて嫌がるようになりました。

これでは駄目だ!!と思い、思いきって離乳食は中断することを決めました。

保健師さんに相談した際に、今はおっぱいだけでも十分に栄養があるので無理に食べなくても大丈夫。
なんなら食べない時は赤ちゃん用のお菓子だけでもいいよと言われました。

今はまず食べる時間が楽しいと思えるようになるのが大切なんだと。

それからは食べない時は赤ちゃん用のお菓子だけという時もありました。

毎食手作りだと拒否された時に傷付くので市販のベビーフードも利用するようになりました。
初めは手作りしないと駄目なような気でいたんですね。
でもベビーフード最高です。種類は豊富で栄養バランスも考えられていてアレルゲンも分かりやすく表示されている。

そして食べてくれなかった時の悲しさが全然ちがいました。作ってくれているメーカーさんには申し訳ないですが、、

だいたい1ヶ月くらい離乳食を中断し、もちろん他の子より進むのは遅れました。でもそれからは気負わず娘のペースで良いんだと思えるようになり、娘も私も穏やかな気持ちでごはんの時間を過ごせるようになりました。


離乳食は大事です。
でも赤ちゃんとお母さんの笑顔の方が大切なのです。
うちの娘は本当に食べない子で、アレルギーで食べるものに偏りもありましたが、元気に大きくなりました。

あまり思い詰めないで、悩んでいるお母さんの心が少しでも軽くなりますように。