看護師の三姉妹育児

三姉妹を育てる看護師です。小学生になった姉妹とイヤイヤ期目前の末っ子とのリアルな日常を綴っていくブログです。

言葉が遅い娘との会話で心がけたこと

娘は言葉が遅く、一歳半健診では喋れる単語は一つもありませんでした。

ま、まとか、はーい、とか頑張って聞いたらそう言ってるような気もする、、かな?と
なんとか不安を打ち消すように考えてもはっきり分かる単語はありませんでした。

周りを見ると、ママやワンワンなど喋っている子、中には二語文を話している子もいてとても不安になりました。

娘は親以外には感情を表にあまり出さない子で、いつもポーカーフェイスで淡々とおもちゃで遊んでいました。
なので他のお母さんたちにはクールだね!とよく言われていました。

公園では他の子は楽しそうに遊具に興味を持つのに、娘はなぜかずっと石を触っていました。

言葉も話さず石ばかり触る娘が心配でいつも憂鬱な気持ちになっていました。

他の子と比べてはいけない。

この子にはこの子のペースがあるんだと頭では分かっていても、心はそう前向きになれないんですよね。

昼間はずっと二人で過ごしていたので、私があまり話かけてなかったのかな?

なにか悪かったのかな?

自分のせいかもしれないと落ち込みました。

保健師さんからは、覚えた言葉をすぐに言葉に出す子もいるけど、娘は覚えた言葉を頭の中に貯金するタイプだと言われました。

言葉の貯金がたくさん増えるとそのうちポンポンと出るようになるから大丈夫だよと。


頭の中で単語はたくさん知っているけれど、それをどう組み立てて話すと良いのかが苦手なようでした。

それから私が娘の言葉が増えるように心がけたことは、とにかく話かけ、見たものは全て言葉に出しました。

今まで花が咲いてるとお花だね~と言っていたのを、お花が咲いてるね。ピンク色で小さくて可愛いね!と具体的にどんな色や形をしているのか伝えていきました。

またその日の出来事を
・いつ
・誰と
・何で
・どのように
・どう思ったか
を話すのも良いようです◎

心配しながら過ごしましたが、その後二歳になる頃には単語がポツポツと増えだし、二歳半頃に二語文とゆっくりですが話せるようになっていきました。


そして三歳で保育所に入ることをきっかけに、娘の言葉はメキメキと上達していきました。

周りの子がたくさん話しかけてくれ、嬉しそうでした。

娘はたくさん話してくれるようになったのですが、まだ何を言っているのかわからないことも多く、三歳からは言葉の遅れや舌足らずの発音も良くなるように、言語外来にも通いました。

お子さんの発音で心配な方は健診時や保健センターに相談してみてくださいね。


言語外来に通いながら上記で書いたことを家庭で続けていると、徐々に発音も気にならなくなりました。7歳になった今はお友達とたくさん会話をし楽しそうに毎日を過ごしています。


他の子と比べてしまって不安になることもあるかと思いますが、うちの娘はこのように言葉が進んでいきましたので少しでも参考になれば嬉しいです。