看護師の三姉妹育児

三姉妹を育てる看護師です。小学生になった姉妹とイヤイヤ期目前の末っ子とのリアルな日常を綴っていくブログです。

熱性痙攣とダイアップ座薬

長女は熱性痙攣を起こす体質で、過去に4回痙攣を起こしています。

原因は赤ちゃんが初めて高熱が出た時、まだ脳が未熟なために起こることがありその多くは最初の一度きりの場合がほとんどです。

娘もそうであってほしかったのですが、その3ヶ月後に2回目の熱性痙攣を起こしたのです。

繰り返し起こる子には、痙攣を予防するダイアップ座薬が処方されます。

この座薬は37.5度以上の発熱で一回目を挿入し、その8時間後に2回目のダイアップ座薬を挿入。
そうすることで3日間効果が続くとゆうものです。

この2回目が何時になるかは予測不能で、夕方以降の発熱となると2回目は夜中です。
深夜2時や3時の時もよくありました。

みんなが寝静まった中、アラームを設定し忘れることがないように起きるのです。

熱でしんどい中やっと眠れた娘を起こしてしまうのはつらかったです。

そして大きくなるにつれ座薬の拒否も強くなり、毎回大号泣されるようになりました。

それもかなりつらかったです。

冷蔵庫で保管するため、冷たく固まっていると痛いので、私は使用する少し前に冷蔵庫から出しておき先端をほんの少し丸くして入れていました。

そうすると違和感が軽減するようでした。

おすすめです。


追記

2015年よりダイアップ座薬を使用のガイドラインが更新され、従来よりも使用を控える方向となりました。
☆15分以上続くけいれん
または
・部分発作または24時間以内に繰り返しおこる場合
・熱性けいれん出現前より存在する神経学的異常・発達遅滞
・親や兄弟が熱性けいれんまたはてんかんの家族歴
・12か月未満での発症
・発熱後1時間未満のけいれん
・38度未満でのけいれん
の項目のうち2つ以上を満たし、かつ2回以上けいれんをした場合となっています。

詳しくは熱性けいれんガイドライン参照して下さい。